【声劇台本】擬音がおかしい人

出演：玉置×noon 台本：グリム

元音源:グリムさま ほぼ素。 若干アレンジありです、ごめんなさい！ ーーーーー台本 ○：ねえねえ、今朝、すっごく感動することがあったんだけど、聞いてくれる？ ●：え、なになに？ ○：あのね、朝、いつも通りに家を出て、駅までボキボキ歩いてたのね。 ●：ボキボキ！？　って足、折れてないか？ ○：えっ？　ボキボキ歩くって言うでしょ？ ●：言うかな？　まぁいいや、それで？ ○：えっと、それで、駅までボキボキ歩いてたんだけど、向こうから、ドスーン、ドスーンって、犬を散歩させてるおばあちゃんが歩いてきたの。 ●：おばあちゃん、でかっ！ ○：近所のおばあちゃんなんだけど、その犬の毛がね、メラメラしてて、すっごくかわいいの。 ●：燃えてる！　犬、燃えてる！ ○：とっても、ひとなつこい犬で、あたまを撫でてあげると、わたしの手をガリガリ舐めてくるんだよ。 ●：痛いよ……なんか削られてるよ……。 ○：それで、その犬なんだけど、なんと、わたしが小さい頃に飼ってた犬にそっくりなのね！ ●：あー、それは、ジーンときちゃうよね。 ○：うん、思わず目から涙がヌルッてこぼれちゃった。 ●：やだなぁ、ねばっこい涙。 ○：とつぜん泣き出して、涙がヌルヌルヌルヌル止まらない私を見て、おばあちゃんはびっくりしたみたい。 ●：そりゃ、びっくりするよね。 ○：でも、勇気を出して、「今度、犬に会いに、遊びに行ってもいいですか？」って聞いてみたの。 ●：おお、そしたら？ ○：そしたら、おばあちゃんは、ぶるんぶるんうなずいて、「いつでもおいで」って言ってくれたんだ♪ ●：おばあちゃん、激しすぎでしょ！ ○：ね？　いい話だったでしょ？ ●：いや、もうなんか、それどころじゃなかったよ。