八釜しの国
HaTa
八釜しの国
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カン・ヤ・マ・カン、響き渡る始まりの台詞。
名曲シリーズ。知らない人が多いのです。
歌詞
二六時中、取り巻く喧噪が、
頬を撫でるそよぎのなか隨に舞った
可成り懶さに歌う聖歌隊、
頓痴気な列をなし歩く言葉
錻力を戛々打つ通り雨が
錆びた風の余波のなか矢庭に降った
雨に濡れるのも厭わず歩く、
願を懸けるように傘を閉じて
いつか終わりはくるんだ。
その希望にひたすらに縋った。
食うや食わず集めた一滴の夢で
花々、千々に代々に咲き乱れて、
夢違うこの国を彩って
カン・ヤ・マ・カン。
鳴り響くはじまりの台詞。
僕らは楽しいのか恋しいのか
悲しいのか寂しいのか
わからないような物語の中で、
溢れた感情に目を瞑って踊る人形だ
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