第4話「既視感」
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第4話「既視感」
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礼央「ここのお風呂、種類たくさんあるらしいぞ。」
竜樹「まじで?入りに行こうぜ。」
広夢「おい待てよお前ら。手ぶらで風呂行くやつがいるか。」
和馬「タオルもなしでどうやって体拭くつもり?」
竜樹「やべ忘れてた。」
礼央「そりゃそうだ。準備しないと。」
竜樹「そういえばすごく不思議なんだけどさ。女将って何してる人なんだろ?」
和馬「なんだよ急に。」
竜樹「いやだってほら、受付はあの機械に予約した人の名前と、電話番号とパスワード打ち込めば勝手に鍵出てくるじゃん?女将することなくない?」
礼央「雰囲気作りじゃないのか?…女将で思い出したけど、あの人どっかで見たことあるんだよな。」
和馬「はぁ?どこでだよ。」
礼央「わかんない。見覚えないか?」
和馬「ないね。」
広夢「俺もないぞ。」
竜樹「俺は、言われてみればって感じかな。どこだろ?」
広夢「誰か似てる人と勘違いしてるんだろ。いいから早く準備をしろ。」
竜樹「はーい。」
礼央「おう。」
少し間を開けて
瑠奈「いいお風呂だったね!」
美咲「心なしかすべすべになった気がする。」
紗也「気持ちよかったぁ…。」
瑠奈「でもタオル返す場所、見つからなかったね。」
美咲「ね。どこだろ?」
星菜「お客様、タオルこちらで引き取りましょうか?」
紗也「あ、お願いします…。」
星菜「浴室出てすぐの右側にあったんですけど、あの場所わかり辛いですよね。」
瑠奈「すみません、手間とらせてしまって。」
星菜「いえ。夕食はお部屋にお持ちいたしますのでもうしばらくお待ちください。」
紗也「はい。」
美咲「お腹すいた…。」
瑠奈「ご飯って聞くとお腹空き始めるよね。」
美咲「うん。」
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- 小鳥遊ちぃありがとうございます!録音完了です!