雨草
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雨草
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あの頃二人で過ごした アパートには
知らない二人が住んでいた
繰り返すことに少し寂しくなって
泥濘む道 戻っていた
悲しい眼してるって
出会った時に 君は言った
幸せにしたいって
願うのは君が先だった
雨草が茂る海の上に
工場の灯り ぼやけて見えた
嫌がる僕の右手を引いて
君は言った
「ここから観るとキレイじゃない」
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