第1話「始まり」
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第1話「始まり」
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瑠奈「到着!電車長かったぁ…。」
紗也「すごく素敵な旅館だね。」
美咲「だね!よし、入ろ!」
ドアの音
女将「ようこそお越しくださいました。ご予約頂いたお客様のお名前をお伺い出来ますか?」
瑠奈「小林です。あの、宿泊券って使えますよね?」
女将「勿論です。…はい、小林様ですね、ご確認取れました。ではお部屋に案内いたします。こちらへどうぞ。」
足音
紗也「な、なんか緊張してくるね…。」
美咲「うん。お高いところに来ちゃった気がする。」
瑠奈「私ら場違いって感じするよね。」
女将「お部屋ここですね。それと、固くならないでください。ひとり旅から家族連れまで。いろんなお客様がいらっしゃいます。全然場違いなどではありませんよ。」
紗也「すごく綺麗だし、物静かな雰囲気が漂ってて…思わず力入っちゃいました。ところで、この辺って自然いっぱいって感じだったんですけど、ここは見ておいたほうがいい、みたいなところありますか?」
女将「それでしたら、この旅館のすぐ裏に湖があるんです。写真家さんがよくいらっしゃるくらい素敵な景色なんですよ。」
美咲「へえ、そんなところあるんですね!瑠奈、紗也、荷物置いたら見に行こ?」
瑠奈、紗也「うん!」
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