恋愛枠【図書館の女の子】一人声劇

(　　)　台本ぽぽろん

〇図書館の女の子 彼はいつも勉強をしている。 私は療養のため、この図書館に通っている。 そのため、彼の存在にはすぐに気が付いた。 彼は毎週、日曜日になると必ず現れる。 彼は受験勉強をしているのだろう…だから、邪魔してはいけないと思い話しかけることはできなかった。 私はあるお願いを館長にした。内容はもちろん、嘘である。 私の病気は、次第に私の身体をむしばみ始め、図書館に通うのも難しくなってきた。 それでも、彼の受験が無事に終わるまでは、見届けたいと最後の無理をお医者さんに相談していた。 こんな手紙もらっても迷惑だよね…でも、最後くらい好きにさせてもらってもいいよね…神様。 もちろん、病気のことやいずれ死んでしまうことは書かないよ。 でも、ありがとうの気持ちだけは伝えたいの…。 受け取らない可能性が高くなるように3年後にするから許してね。 私はベットの上で、最後のときを安らかに眠ることができた。 この気持ちは彼のおかげだろう、彼のおかげで最後の半年間を頑張って生き抜くことができたのだから…。 ≪設定≫主人公は受験に向けて、毎週日曜日に図書館に勉強をしに来ている男の子に次第に心が惹かれていた。 主人公は、病気のさなか彼の受験に取り組む姿に励まされていた。自分の余命が残り半年間であることを医師から告知されている。 彼の受験が終わったら、素直に病院で最後のときを迎えようとしている。 受験生…中学生3年生の女子 性格　気弱　 ・一人称自由 ・文章カットＯＫ 男の子視点⬇⬇⬇ https://nana-music.com/sounds/04e5935d 音楽提供　DOVA-SYNDROME より 「木漏れ日」written by もっぴーさうんど様 音響編集；ぽぽろん #恋愛 #ぽぽろん #台本ぽぽろん #声劇 #一人声劇 #切ない恋 #台本 #声劇台本 #未練