どれだけ歩(あゆ)めども 道はなく
彷徨(さまよ)うは 千里先(せんりさき)
それが 人(ひと)の世(よ)だと
笑う君(きみ)だったんだ
然(さ)れど
散(ち)りゆく定(さだ)め
この一世(いっせ)を 例(たと)えるなら
止(や)まず 頻(しき)る 遣(や)らずの雨
消える夜鳥(やちょう)に夢花火
水面(みなも)に映(うつ)る月を求めて
悔(く)やむことは
もうやめた
忍(しの)び偲(しの)べ心隠して
踊(おど)り踊る世界を回せ
鏡越しに隠していた
ボクが泣きじゃくって いる間(ま)に
先(さき)見えぬ 夜(よる)に紛(まぎ)れましょう
悟(さと)られぬよう口を噤(つぐ)みましょう
最愛(さいあい)も 恋情(れんじょう)も
朋友(ほうゆう)も 友情(ゆうじょう)も
手に掛(か)ける覚悟はあるか?
暗(くら)がりの向こうに
潜(ひそ)む忍者になって
あの日の 夢まで
切り捨ての免罪符(めんざいふ)
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