【1人声劇】「その先へ。」
読み手:むらびと 台本:楓樺
【1人声劇】「その先へ。」
- 22
- 3
- 1
仲良くしていただいてる楓さんの素敵な台本読ませて頂きました!
ちょっと早口になったり噛みかけたり聞き苦しい部分がありますが、宜しければお聞き下さい(*・ω・)*_ _)ペコリ
一人称等少し変えさせて頂きましたI˙꒳˙)
君が居なくなって、しばらく経ちます。
やっぱり初めの方は毎日、君の声や表情が頭から離れませんでした。
ですが…人間は忘れる生き物とはよく言ったものです。
今では時々、君の事を考えない時があります。
いや、「考える時間が減った」ですね。
寂しくて、辛くて、悲しくて。
この気持ちはずっと続くんだろうな。
しかし、これは僕に課せられた罰。
背負って生きていくんだ。なんて。
僕は可哀想な人間、とか。悲劇の主人公気取りですね。
でも、日に日に君は薄れていく。
決して消える事は無いけれど。
段々と僕から居なくなっていく。
思い出す事は少なくなっても、確実に君と過ごした時間は存在するし、宝物です。
もう大分美化されてしまった思い出を、ふとした時ににやけてしまうような、大切な日々を。
僕はいつの間にか前を向いて歩みだしていたんですね。
ありがとう、僕は大丈夫みたいです。
いつか会えたら、その時は笑顔で。
僕は…進みます。
#四ノ宮りゐオリジナル #楓樺の台本
Comment
1commnets
- むらびとこちらこそありがとうございます(..◜ᴗ◝..) 楓さんの素敵な台本あってこそです(*ˊᵕˋ* )