待たせたなぁ! 4
異譚 刀剣乱舞
待たせたなぁ! 4
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#異譚刀剣乱舞
手入れ部屋、布団に横になっている小夜
歌仙は身体を起こしている
襖が開き、大倶利伽羅と太鼓鐘が入ってくる
太鼓鐘:よっ!具合はどうだい?
歌仙:君は…ああ、君が太鼓鐘貞宗か。僕は歌仙兼定、兼定でも随一と呼ばれる二代目、通称之定の作の名刀さ。こちらは小夜左文字、彼はまだ眠っているから、静かにね。
太鼓鐘:おー!よろしくなーのの字!っと、静かに、静かに…。
歌仙:ののっ!?……、……まあいい、それで、何の用かな。
太鼓鐘:あーそうそう、みっちゃんが2人にってさ、うどん!
伽羅:ん。
歌仙:おや、これは有難いね。お小夜の分はそこに置いておいてくれ、起きたら食べるだろう。
太鼓鐘:おう!
歌仙:…ああそうだ大倶利伽羅。君、無茶な進軍をしたそうだね?隊長殿がおかんむりだったよ。
伽羅:アンタには関係ないことだ。
歌仙;その時一緒に出陣していたじゃないか。一匹狼を気取るのは良いが、もっと仲間の事を思いやれと言っているんだよ。
伽羅:それで怪我しちゃざまぁないな。
歌仙:なんだと……!?ったた…
太鼓鐘:はーいはいはいストーップ!小夜すけが起きちまうぜ。ののじはそれ食って安静に、伽羅は本丸案内続き頼むな!んじゃ!
歌仙;あ、あぁ…。
太鼓鐘、大倶利伽羅を引っ張って部屋を出る。
太鼓鐘:怒られてやーんの。
伽羅:うるさい。行くぞ。
太鼓鐘:はいはーい。
太鼓鐘、大倶利伽羅 退場
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