第3話
王立自由学園 声撃部
第3話
- 14
- 0
- 0
麻「じゃぁあとは頼むわ。あいつら洗ってくる」
藤「おねがいしますね?あっあと、いつものやつを」
麻「分かってる。後で持ってくるから」
糸「麻。私のも願い。今回は不要と思うけど一応ね?」
麻「わかってるって。あっ今日も記録撮とっといて。」
藤「大丈夫。ずっと録画してあるから。あの子たちの遊びも記録してありますよ?」
麻「(喜び)わかった。」退出
糸「藤、その録画私にもいただけます?」
藤「珍しいですね。一部ではない物を欲しがるなんて」
糸「いいじゃない。天使達の無邪気な姿ならいくらでも欲しいわ」
藤「まぁ...わからなくはありませんね。」
糸「もう、血を巻き散らせ真っ赤に染まった雪とうずは、薔薇園で戯れる天使としかいいようがないのです」
藤「まぁそこには肉片や、かぐわしい血(この)香りがしますがね」
糸「そうね。でも、美しい花には棘があるって言うでしょ?それがちょっと、意思を持ってるだけの話しよ。何も変じゃないわ」
藤「なら、その美しい花を守り育てる私たちは、庭師ですかね」
糸「あら、いい事を言うのね。なら庭師らしく、お手入れをしましょ?」
藤「えぇ...そうですね」
Comment
No Comments Yet.