物心ついた時 母は既に居なかった
仄かな哀しみは 優しい子守唄…
(――似たようなやつはどこにでもいるさ)
生まれてくる前に 父も既に居なかった
確かな憎しみは 激しい恋心…
(――似たようなやつは何人もいたよ)
違う星を抱いて 生まれてきたボクらも現在は
同じソラに抱かれてる それなのに…それなのに…
あの頃ボクらが夢見てた 未来へ駆ける白馬を
追い駆ける影が在ることも 識らなかったボクらを乗せて
疾って往くよ…予言された終焉へと…
<黒の予言書>(ブラッククロニクル)
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