拝啓、君に死が訪れますように 2話
稲子〇〇 里見 〇〇 台本 んしろ BGM チュピカ様
拝啓、君に死が訪れますように 2話
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里見「いっなごー!!先帰っちゃうなんて冷たいねぇ!一緒に帰ろうぜ!カラオケいこう!」
稲子「お前は俺が放課後カラオケ決め込む陽キャにみえるのか?絶対に行かん。」
里見「えー!行こうぜー!もう二名で予約取ってあるし!!」
稲子「仕事が早いのは褒めてやる。だが絶対に行かん!ていうかいつの間に予約してたんだよ..]
里見「一昨日だよ!!彼女と行く予定だったのに死んじゃうからさー!頼むよ稲子!!」
稲子「...俺は歌わないからな。」
里見「(ちょろいな)おうおうおう!全然いいよ!里見オンステージだ!!今日は伝説になるぜー!」
稲子(分かってる..ちょろいって思われてる事くらい。分かってる..里見は全く傷ついていないことぐらい.
でもお前の友人や恋人が死ぬ度、俺はお前の傍に居てやらなきゃいけない気がするんだ。)
里見 その後、俺らは夜遅くまで歌いまくった。稲子も歌った。稲子の歌は
稲子 ひゃーくねーんさーきもーあーいーをちーかーうよーきーみはーぼーくのーーすーべーてさー
里見 引くほど下手だった。
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オリジナル台本、「拝啓、君に死が訪れますように」の2話です。
基本は自分で書いて自分で演じるための自己満足作品ですが
もし、演ってみたい!という方はお好きにどうぞ!
人口の異常増加により、殺人が法で罰せられなくなった世界。
人々は他人の生に興味を示さず、日常的に殺人を犯すようにもなった。
自分の命だけがあればいい。そんな人々が蔓延る世界で、最近増えてきた自殺者。
死への興味か?自殺に見せかけた道楽殺人か?
人の死に心を痛める特異な高校生、稲子奏多は自殺者の動機が気になってしかたがなかった。
キャラクター
稲子 奏多(いなご かなた)17歳。
浅見高校に通う高校一年生。
何をするにも心ここにあらず状態の無気力マン。
しかしこんな世界で、人の死に心を痛める特異な人間だった。
唯一の友人、里見とは死についての話題にならない限りは仲良くしている(つもり)
里見 慎吾(さとみ しんご)17歳
同上!
稲子曰く、コミュ力お化け。
友人は多いが、その友人が死んでも何とも思わない。
稲子とは違い、この世界では「正常」とされる人間。
今迄で殺した人数は4人。
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