【声劇台本】紅いダイヤ【朗読台本】

演者１【ヨウ】演者 2 【 】台本【Un believe】

呪われた…。願いは自分で叶えたいなぁ。 コラボよろしくお願いします！ ☆演者１ヨウ ★演者２ ☆「あらゆる願いを叶える宝石があるとしたら、君は欲しいかい？」 （曲入りから） ★人の思いを溜め込んだ、美しい宝石があった。 　人々はこぞってソレを欲しがった。 　願いを叶える宝石。欲望に満ち満ちたその穢（けが）れた手を伸ばし、いつしかその宝石は紅く染まっていったという。 ☆殺し合い、罵り合い、ある男がその宝石を手にした時、男はそのまま死に絶えた。 　もがき苦しみ、何かに乗り移られたかのように、呪詛を吐きながら。 ☆思いを溜め込むその宝石は、あらゆる怨嗟（えんさ）を飲み込んだ『呪われた宝石』となったのだ。 ★「紅いダイヤを探してるんだが」 ☆そしてまた1人、その宝石を欲する者が現れる。己の欲望のために。 　誰しもの心の中に、その宝石はあるというのに。 　 ★欲にまみれた紅いダイヤは、今日もどこかで、呪われた意志を撒き散らす。 （ガラスの割れる音の後） ☆「バカは死んでも治らない。だからこそ、人は愚かで、愛おしい」 声劇 #声劇台本 #台本 #Unbelieveの作品集 #オリジナル #1人声劇 #朗読 #朗読台本 #フリーコラボ