審神者日誌
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審神者日誌
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#詠演
ようやくこの戦いも終わる様だ。
それと同時にこの本丸が、男士との生活に終わりを告げる。
彼らの使命も終わり、これから先は自由に生きて欲しいものだ。
加州に聞いたところによると、男士らの願いは人に転生すること。らしい
このまま、願いが変わらなければ彼らは短い間かもしれないが
人間となり、人として生を謳歌出来る。
凄く喜ばしいことだ。
力のない頼り甲斐がない審神者が最後に最後の彼らのために何かをしたい。
多くの犠牲の上に自分が成り立っている。
今まで多くの犠牲を生んだ。同僚も審神者も自分も、何より刀剣男士を犠牲に
次に来る世界の為にと言い続けた。
あの日は立場を変えて、視点を変えて、男士を変えてやってきた。
この日誌を書くのも今日で終わりなのかもしれない。
折角だ、解体される前に最後の日誌を書こうと思う。
全てをそこに記そう。
その日誌が最後になることを刀剣男士の平穏を祈っている。
どうも、上手く言葉が纏まらない
だがまぁそんな日があってもいいと思う。
明日がこれから先の未来希望で溢れんことを。
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