声劇 悪役『頂点と底辺』
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声劇 悪役『頂点と底辺』
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こんにちは、ふがしです。
今回は伴奏をお借りしまして、初めて声劇の台本を書いてみました。
テーマとしては
『力を手に入れたと同時に苦痛を味わうようになった悪役』
というのをイメージしてます。
こう言う雰囲気のキャラ、結構好きなので…(((殴
やあ、君か。よくここまで来れたね。
…君の目的は分かってるよ。僕を倒せば全ておしまい、これまで通りの平和な街を返してあげる。
ところでさ、この空。雲は1つもないみたいだけど、君には綺麗な水色に見えてるの?
…やっぱり?綺麗な心の勇者っていうのは、本当みたいだね。
僕はあの悪魔の力を吸収して、あの大きな力を全て自分のものにした。
けどね、そのせいであの頃の心と体を失っちゃったんだよ。
せっかくの青空も、そこら中の禍々しい魔力が邪魔して綺麗な青に見えなくなっちゃった。
どんな景色も、いつ見ても濁った色をしてるんだよ。
それにさ、信頼してた仲間も、いつしか見下してしまうようにもなっちゃったよ。
僕の方が強いことに気づいた、たったそれだけで。
力を手にして組織の頂点に立ち、こうして洒落た服なんかも着てるわけだけど、中身はなんにもない。…笑えるよね。中身だけ見れば、僕は組織の底辺なんだよ。
…つまらない話をしたね。そろそろ戦おうか。
完璧な心と体を持った勇者さん、僕を底辺からそちらに連れてってくれないかな。
初めて書いたので時間が足りないとかかなり余るとかなったらごめんなさい…!
アドリブとか台詞のちょっとした改変は構いません。
良ければ使ってみて下さい!
#声劇台本 #一人声劇
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