《掛け合い》死にたがりノベリスト

小説家/雨井 君/きみ おはなし/『 』

#耳コピ #WhiteYouzy伴奏 #DTMer #二人声劇 #二人声劇台本 #掛け合い #声劇民と繋がりたい #空白を埋めて お借りしました～！ コラボお待ちしております☺️ 小説家: 言葉には力がある。 表現者としてその事を分かっていたはずだった。 背中を押したはずだったんだ。 そして君は、 屋上から飛び降りた。 (1:12〜) 小説家: 四月にしては暑くて ソーダのアイスが似合う日だった。 君「小説家なんだって？良かったらひとつ、書いてくれないか」 小説家「遅筆で、つまらない話で良ければ」 (考えたって分からないし〜) 小説家「どんな話が良いんだ？」 君「なんでも！」 小説家「ジャンルは」 君「お前の好きなように！」 小説家: ほとほと呆れるような会話。 一つだけ分かったのは『君が夢を追いかけている』ってこと。 (心の中に〜) 小説家: そんな明るい君だったから、 物語の主軸にしようと思った。 君「調子はどうだー？」 小説家「順調だよ」 小説家:原稿を渡した時の、君の顔が忘れられない。 (間違ってるんだよ〜) 小説家「どうして君がそこに立つんだ…！」 君「お前のおかげさ」 小説家:最期の会話は、呆気ないものだった。 君「分からないなら、そのままでいてくれよ」 (0:13〜) 小説家: 君が飛んだ光景が、今でも瞼の裏に残ってる。 なぁ、背中を押してくれよ。