旅路は長く

ルドルフ【】ユリシア【】

「東へと」 【あらすじ】 無事にウンディーネの森から王都シファへと戻った3人。シャルロットは報告の為に城へ、ルドルフとユリシアは念のため、と下町の宿屋に泊まり一晩を過ごす。 その翌日、二人は朝日が昇り切る前に街の入り口へとやって来ていた。 ★性別変更：×/台本変更：×/転載：× 使用時拍手お願いします。 ――――――― （以下、転載・転用禁止） （ユリシア走りながら） ユリシア「お待たせしました」 ルドルフ「準備はできたのか」 ユリシア「はい。ばっちり、とは言えないかもしれませんが、しっかり眠ることもできました」 ルドルフ「ならいい。ここからはしばらく移動と野営続きになる」 ユリシア「まずは東へ、ですよね」 ルドルフ「とりあえずはな。精霊がどうので可能性が高いのは」 ユリシア「風吹きの丘」 ルドルフ「ああ。丘はここから東、祝福の森とカザリア大陸との橋を越えた先だ。まずはマーリアを目指す」 ユリシア「マーリア……」 ルドルフ「別名緑の街。ルーアの野菜は大体ここで作られているし、なんならガイドハイクにも出されてる」 ユリシア「私の村にもよく出荷されてましたけど、本当に世界各地なんですね」 ルドルフ「あっちはあっちで緑の減少が深刻だから、野菜がとれないらしい」 ユリシア「なるほど」 ルドルフ「無駄話をしていると完全に日が昇る。いい加減に行くぞ」 ユリシア「あ、辻馬車、使いますか？」 ルドルフ「なるべく跡を辿られないように動きたい。仕事用の道を使う」 ユリシア「昔迷ったっていう」 ルドルフ「それは！　十年近く前の話だ」 ユリシア「ふふ、すみません」 ルドルフ「あと」 ユリシア「は、はい」 ルドルフ「敬語もいらない。普通にしてろ」 ユリシア「！　わかりました、これから宜しくお願いします！！」 ルドルフ「はぁ」 ユリシア「あっ、ご、めんなさい」 ルドルフ「まあなんでもいい。なるべく戦闘は避けるが、気を付けろ」 ユリシア「……うん！」 ――――――― ルドルフ・ノルン　男/19歳/人間/ルーア ルーア王国の首都『シファ』にて運送屋を営んでいる青年。表情はあまり変わらないが、まじめな性格であり仕事はきっちりこなす。現在はユリシアの護衛依頼。片手で扱いやすい短剣使用。 ユリシア・フローライト　女/17歳/アルテラ/ルーア 大樹リーヴァを目指す心優しい少女。守人になるための旅の道中。前回ウンディーネから預かった記憶の力により扱える水属性の術が増加。以前の生活で特に必要でなかったために、特に武器は持っていない。 ――――――― どこかで誰かが動きだした頃、こちらもまた動き始めました。最初に向かう先は祝福の森。 BGM：DOVA-SYNDROME 世界の始まり/しんさんわーくす SE： On-Jin ～音人～ ファンタジー実は同じ世界観シリーズ https://nana-music.com/playlists/2450519/ #声劇 #掛け合い #台本 #声劇台本 #ファンタジー #二人声劇台本 #二人声劇 #声劇民と繋がりたい #藤鴇ゆずり台本