異聞本丸物語・竜胆 壱
審神者《桜華》×鶴丸国永《刹那》
異聞本丸物語・竜胆 壱
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#異聞本丸物語
審神者:くっ…!戦場で丸腰になってしまうとは、情けないにも程がある…!ああ…銃でも何でもいい、何かしら…、…これは、日本刀…?白く、美しい…、…まあいい、骨董品の類だとしても、最悪力任せに殴れば多少は役に立つだろう。
鶴丸:おいおい、俺を棍棒か何かと同じにしないでくれよ?
審神者:ッ!何者だ!何処にいる!
鶴丸:ここさ!(一拍おいて)よっ、鶴丸国永だ。俺みたいのが突然来て驚いたか?
審神者:な、お前何処から現れた!?
鶴丸:君の持ってる刀からさ。俺は刀剣男士、この刀の付喪神だからな。
審神者:刀剣、男士…?
鶴丸:で、俺は何をすればいいんだい、主?
審神者:……正直、お前の話す言葉の全てが全く理解出来ない、が、俺の役に立つつもりなんだな?
鶴丸:勿論!あんたが俺を扱うつもりならな。
審神者:わかった。なら頼みがある。俺を生きて本陣へ連れて行け。道は伝える。邪魔をしてくるだろう奴をなんとかしろ。
鶴丸:いいねえ、肩慣らしにはもってこいだ!
審神者:お前が鈍(なまくら)では無いことを期待している。
鶴丸:まあ見てな。さあ、大舞台の始まりだ!
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