異聞本丸物語。山茶花本丸声劇②
異聞本丸物語。山茶花本丸
異聞本丸物語。山茶花本丸声劇②
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#異聞本丸物語
*後藤藤四郎:かろやか
*審神者:はこ
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後藤:大将ー!手紙が届いてるぜ!
審神者:お、どれどれ…?
後藤:政府直属本丸認定の報せ…?…って、すっげーじゃん大将!一国に数箇所ずつしか選ばれない、優秀な本丸に認められたって事だぜ!この認定を受ければ色んな補助が受けられるって…!
審神者:うーん、辞退出来ねえかな?
後藤:はぁ!?何でだよ!
審神者:…だって俺馬鹿だし。こんなんやってもらってもさ、俺には硬っ苦しいだけだって。今のままで充分。あ、それより聞いてくれよ後藤、いつぞやの喧嘩、リベンジ成功したんだけどな。そしたらそいつが割とヤベー奴だったみたいで、同校の奴らに目ぇつけられて…って、どした?
後藤:俺が言ったからか?
審神者:へ?
後藤:俺が大将のこと馬鹿って言ったからか?俺、そんなつもりなくて、大将に発破かけるつもりで、でもそれを大将が気にしてんなら…
審神者:ばーか。俺そんな難しいこと考える奴じゃねえってお前が1番分かってんだろ?
後藤:大将…。
審神者:辞退すんのはこんな硬っ苦しいの貰っちゃったら今までみたいに喧嘩とかやってらんねーからってだけだよ。
後藤:…なんだよそれ、ばっかみてえ。
審神者:馬鹿にすんなよ!?最低でも県で1番取って、そんくらいになりゃお前らと戦場行けんだろ、一緒に戦えんだろ!
後藤:ばーか、大将にはまだまだ無理だよ。
審神者:んだと!…くっそ、やってやらぁ!!
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