【春_17日_朝】ミオリ
Hypericum second
【春_17日_朝】ミオリ
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#ひぺなな
【春_17日_朝】ミオリ
もう2人の状態が良くなり、2人から事情を聞くことになった。
「どちらに聞けばいいのかな…、思い出したくないと思うけど。」
「主…話せるかい?」
歌仙は少女の方を見て様子を伺うけれど表情ひとつ変えずただ目の前を見つめているだけだった。
「…辛くて話せないかな?…それとも話せなくなったとか。」
「僕が話すよ、…何から話せばいいのかな?」
「辛いとは思うけどあの日、何があったのかだけでもいいから話して欲しいの。」
「分かったよ、あの日は…朝、主を起こす時間より早く起きたから花の芽吹きを見に玄関の方へ行こうとしたら…玄関の方に時間遡行軍が大勢歩いてきて…緊急時の呼び鈴を鳴らしたんだよ…。」
BGM
袋小路
Ibより
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