歪みの国のアリス
アリスとチェシャ猫のセリフ
歪みの国のアリス
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ア「私なんていなければ良かったのに。そうすれば皆 幸せでいられたのに!!」
猫「僕らのアリス、君がそれを望むなら」
ア「あなたは最初から全部知ってたんでしょう!?満足でしょ?こうなるって分かってて私を急ぎ立てたのは貴方なんだから!!」
猫「…猫は『導く者』と決められている。
あの夜、僕は命じられたんだ。
隠し続けた真実へ アリスを導くように。」
ア「命じられた?誰から?」
猫「君だよ、アリス」
ア「わ、わたしがそんなこと
知ってたはずないじゃない。」
猫「アリスが直接そう言ったわけじゃないよ。
でも僕はそうしなければならないと感じた。君が望んだからだ。」
ア「わた…しが?」
猫「もうそれしか道がないことをアリスは知っていた。自分がどんなに傷つくかも。」
ア「そんなはずない!
私はずっと逃げ続けてきた
卑怯で臆病などうしようもない人間で…」
猫「それでも…
アリスは生きたいと願ったんだよ。」
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