【声劇】天泣は止まず

☆あなたの名前 × ★あなたの名前

【⚠️台本についての注意⚠️】 ・借用コメ、拍手があると嬉しいです。 ・アレンジ・アドリブOKです。 →台詞を全て変えてしまう行為は✕ ご理解いただける方のみ、コラボ宜しくお願いします。 ☆朝霧　（あさぎり） ★五百扇　弥彦（いおぎ　やひこ） ーーー ☆「弥彦、弥彦…。近くにいるのかしら」 ★「あぁ。ちゃんといるよ。」 ☆「…良かった。気づいているとは思うけど、私、めくらになってしまってね。今は雨音だけが頼りよ。」 ★「悪いな。遅くなっちまって。でも、安心してくれ。お前を苦しめたやつはちゃんと、俺が始末しておいたからよ。」 ☆「そんなことしたらダメよ。因果応報、次は弥彦に報いが……」 ★「朝霧は優しすぎるんだ。だから…そんなになっちまう。」 ☆「あら。何も言わず村を出て行った人に言われたくないわね。」 ★「本当に、すまない。」 ☆「嘘よ。ごめんなさいね。こんなに弱った弥彦を見たことがなかったから、意地悪したくなっちゃった。」 ★「ははっ、お前らしい。」 ☆「ねぇ、弥彦。顔を触らせて。」 ★「ん…」 ☆「私の命はもう長くないみたい。だから、これだけ約束してちょうだい。…人を殺めないであげて。許す心を持って。私が伝えたいのはそれだけ。」 ★「あぁ。逝ってくれ」 ☆「（消えそうな声で）ありがとう」 ★「悪い。……その約束は、ちぃと、守れねぇかもしんねぇ。」 ーーー 【お借りした音源】 BGM〜然〜 by　青さま 素敵な音楽を、ありがとうございました。 【イメージ】 倒れている朝霧の頭を膝に乗せ、喋っているイメージ。 弥彦のあたり一帯には、天泣が降っている。 #声劇 #台本 #こなりずむ #悲しい #和風