第25話
もしもシンデレラが掃除娘だったら?!
第25話
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第25話
タ「そういえば……シンデレラは何をしてるんだ?」
シ「あ、話長くなりそうだったんで、掃除を」
タ「ほんっとお前って掃除好きなんだな」
シ「はい!ピカピカになったものを見ると、何とも言えない胸の高鳴りがあって…!タリアさんとルドナさんも、どうですか?気持ちいいですよ?」
タ「僕は遠慮しとく」
ル「私も…他の業務がありますので」
タ「というか、シンデレラも僕たちに協力してくれない?協力者は多ければ多いほどいいし…。
今みたいに掃除をしながら入ってくる情報だってあるだろ?」
シ「まぁ、色んな人の話は聞こえてきますけど…」
タ「そう!それで、王子やバトリーのこと何か知ったら教えてほしい」
シ「あーそういえば…聞いたというか、目の前で見たんですけど。王子、最近マイ雑巾買ってましたね」
ル「王子が?!なんと、嘆かわしい……」
シ「私にオススメを聞いてきて、一緒に買いに行ったんです。それから王子の部屋で掃除のコツとか教えてて。毎晩のように呼ばれて教えてるので、王子の部屋、本当にきれいになってるんです!」
ル「なんというか…健気ですね、王子……」
タ「と、とりあえず!今日はこのへんで、明日からまた、情報交換しよう、な?」
ル「わかりました」
#もしシン
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