第24話
もしもシンデレラが掃除娘だったら?!
第24話
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第24話
タ「それは……えーと…………
あーもう、バレちゃったのもはしょうがない。でもこのことは他言無用で!
僕はさっきの話のこと、誰にも言わない。だからルドナも僕のこと、誰にも言わない」
ル「そんなわけにはいきません。王子に報告を…」
タ「へーえ?じゃあルドナがバトリーのことを好きだって、城中に知れ渡ってもいいの?」
ル「そっ、それは……卑怯です」
タ「何とでも言えばいいさ。僕は、目的のためなら手段は選ばない。
それと……黙ってくれていて、なおかつ王子についての情報をくれたら、僕もバトリーについて色々教えるのになぁ」
ル「あなたに教えてもらわなくても、私の方が彼のことは知っています」
タ「王子の側近同士で見せてない顔とかも、けっこうあるみたいだよ?
たとえばー…女性の好み、とか?」
ル「可愛い人なら誰でもいいんでしょう」
タ「そういうわけじゃないみたいだよ?
花屋の中で、彼に本気で恋しちゃった子がいてねー、可愛い子だったんだけど。…でもその子、告白したらフラれたみたいなんだよね。
理由とか…知りたくない?」
ル「それは…何だというんですか」
タ「そういう情報とか、僕意外に持ってるからさ。ギブアンドテイク。協力関係、結ぼう」
ル「…………わかりました」
タ「そうこなくっちゃ!」
#もしシン
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