第20話
もしもシンデレラが掃除娘だったら?!
第20話
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第20話
ル「まったく…!バトリーは本当に、何を考えているのかしら…!今日も城内の女性に声をかけていたし……」
ペ「おまたせしましたー!アップルパイとハーブティーです」
ル「あっ、あぁ、ありがとうございます…」
ペ「何か悩みごとですかー?ルドナさん、眉間にこーんなシワできちゃってますよ?」
ル「い、いえ、いつものことですので……」
ペ「隠しても無駄ですよ?
ルドナさん、バトリーさんのこと、好きなんでしょう?」
ル「はっ?!そ、そんなことありません!」
ペ「さっきのひとりごと、ちょーっと聞こえちゃったんです。確かにバトリーさん、色々な女性に声かけてますもんねー。心配になりますよね」
タ「その気持ち……わかりますわ、ルドナさん」
ル「タリアさん?!いつのまに?!」
ペ「そんなに慌てちゃって、らしくないですよ?」
ル「……失礼いたしました。それで、私が何故、バトリーのことを?」
タ「それはもう…恋する乙女の顔をしてらっしゃいますもの」
ペ「見ればわかりますよ」
ル「そのようなことは…決して、ありません」
#もしシン
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