［掛け合いホラー］誰彼時ｰﾀｿｶﾚｰ

少女： 男性：

今は何時ですか⋯⋯？ Nero’s story # 08 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ↓時間が多めにあるので走る時の息切れとかをアドリブでしてください 『すっかり遅くなっちゃった⋯早く家に帰らないとまた父様に叱られるわ⋯！』 (足音がとまる) 《1:20》 『⋯そういえば、この道で最近神隠しがあったらしいわね。⋯確か娘が突然いなくなった⋯⋯とか。ちょうど6時ごろだったそうだけど⋯。今は⋯まだ明るいし大丈夫よね』 《1:07》※靴音と同時にセリフを始めてください 「失礼、お嬢さん。少し聞きたいことがあるのだが⋯宜しいかな？」 『あっ、ええ、宜しくてよ。どうなさったの？』 「先日ここで起こった神隠しについて何か知らないだろうか？」 『⋯ごめんなさい。私も詳しくは知らないの。ただ、いなくなったのはちょうど6時だったそうよ。』 「6時⋯。なるほど、黄昏時⋯逢魔ヶ刻の時間帯か。逢魔に棲む妖達は人間の影と魂を奪っていくという⋯」 『もういいかしら？早く帰らなければならないの』 「それは失礼。では最後に⋯⋯今は何時ですか？」 『何時って⋯⋯まだ5時過ぎじゃ⋯⋯⋯な、い。 今の時刻は⋯6時⋯⋯。空も暗くなってる⋯さっきまで明るかったのにっ』 《0:15》←音が消えたら始めてください 「1つ、教えて差し上げよう。黄昏時とは誰彼⋯人間と妖の境界が消えている時の事だ。 ⋯⋯もう、分かっているんだろう？さぁ、黄昏時の終わりだ。」 『い、いやぁぁぁぁぁぁぁっっっ！！！』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 《用語》 逢魔ヶ刻(おうまがとき) 黄昏時(たそがれどき) 誰彼(たそかれ) 100回再生ありがとうございます2019/05/24 #音炉の物語 #ホラー声劇 #ひぐらし #怖い #声劇 #台本 #声劇台本 #黄昏 #誰彼 #チェリーの台本