【声劇台本】わたあめアイスの悲劇②【一人声劇】
台本:vpy BGM:いさ様. 読み手:
【声劇台本】わたあめアイスの悲劇②【一人声劇】
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①からの続きでーす。
早口推奨。もしくは一部削るとちょうどよきですよ。
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①からの続きでーす。
早口推奨。もしくは一部削るとちょうどよきですよ。
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ふらつきながら何とか血を拭い、そのまま朝が明けるのを待って病院へ向かう。
混んでいて午後になるかもし…と受付の人が話している時、隣に居た来院中のマダムに「血が出てる!」と叫ばれた。
私は処置室へ運ばれた。
消毒を施され、医師に傷の確認をされた。
「ああ〜、これは縫うしかありませんね…」
えっ…信じられないという私の目を見て医師は
「傷が深くてね、内側だけ縫おうと思ったけどやってみないと分からないからね。大丈夫、出来るだけ綺麗に縫うから」と言ってくれた。
よく分からないので医師に任せるしかない。
一旦安静にしているようにとのことで、血液検査などをしてしばらく横になる。
いよいよ手術の時間がやってきた。
眩しいくらいのライトを当てられ、麻酔をかけられる。
私は固まっている。麻酔の注射が痛い。
そして布を被せられ視界は塞がった。
縫っているらしいが麻酔のお陰か痛みはない。
右肩に抗生物質の筋肉注射を食らう。
本当に痛い。シャレにならない。
私は先端恐怖症で注射後30分は動けなくなってしまうのである。そしていい年をした会社員だ。キッズではない。
明日も消毒に来て下さいとのこと。頷く他ない。
礼を言い病院を後にする。
わたあめアイスには気を付けた方が良い。危険だ。
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