僕も君と同じだから
オリジナル
僕も君と同じだから
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とんでもない詩が書けた
誰の声も届かない もう何も響かない
その空しさこそが 君を君と証明する証で
雑踏に揉まれ 目指したのはおぼろげな灯りで
行き着いたのは 吐き捨てるような路地の吹き溜まりで
未だ夢に出るほどの羨望 もはや勝敗もわからずに不戦勝
誰の相手もしないんじゃない 誰にも相手にされていないんだと気づいてしまった時の絶望
言いたい事も口に出来ないのは 言葉を知らないからじゃなく
空しいよりも空しくさせる方が辛いと知ってるからこその君の強さだ
もう誰もいらない それでも未だ手に残る体温が
哀しいほど君の孤独と弱さを主張している
もう誰も信じられないくせに 何故優しさを持って生きようとするのか
誰にも傷がつかないよう 立ち回るその癖が本当に
タチが悪いんだ 僕も君と同じだから
僕も君と同じだから
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