綾部喜八郎ノ話
なべこ@ぴあのうた
綾部喜八郎ノ話
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忍たまの声劇です。
振られちゃう綾部君のお話。
〇〇のところに、名前を入れて、夢小説のような感じで呼んでください。
勿論、忍たまのキャラの名前を入れてもokです!
1分半に収まらなかったら、教えてください。
いい感じのところで分けます。
bl風ですが、NLでも使えます。
先輩のお相手は、初期設定では「尾浜」になっておりますが、そこも変えて okです
参考までに、ここで切るといいですよーってやつ
① https://nana-music.com/sounds/04b2481e/
② https://nana-music.com/sounds/04b248da/
セリフ⇩
今日作った穴は、とても綺麗な穴だ。
僕の心が、浄化されるような。
そんな綺麗な穴を
掘って
掘って
掘って
掘って
掘り続けた。
掘ることだけを考えて、何も考えないように。
完成した穴の一番奥に座って、一人で空を眺めていた。
もうすっかり日も暮れて、星が輝いていた。
僕はこの穴に、感情を捨てることにした
気がついたら、目で追っていた。
なんとなく、三木ヱ門と仲のいい先輩だったから、話しかけて見て。
なんとなく、話しやすかったからそのまま、仲良くしてもらって。
なんとなく、誰かと一緒にいると、胸が痛む気がして。
なんとなく、僕に話しかけてくれると、嬉しいような気がして。
そんな曖昧な感情が、確証に変わったのは、ついさっきのことだ。
〇〇先輩が亡くなった後に、こんなことに気づくなんて。
普通に、憧れてるだけだと思っていた。
普通に、尊敬の意味の好きだと思っていたのに。
それが恋、だなんて。
知りたくなかった。
…三木ヱ門には、言えない。
彼もまた、〇〇先輩が好きで
そして
彼もまた、僕と同じように振られた身だから。
告白した訳じゃないけれど、尾浜先輩の隣に立つ〇〇先輩を見れば、わかってしまうことだったから。
「…言えないなぁ…僕も同じなんて…」
彼の方が、もっとずっと前から〇〇先輩が好きだった。
今更、僕も好きだなんて言ったって、余計に拗れるだけだということは分かっていた。
…だから、僕はここに、想いを閉じ込める。
誰にも聞こえないように。
あなたを失った悲しみも。
初めて知った、恋という感情も。
全部全部、この場所に封印する。
でも、その前に、一度だけ聞いてください。
「…〇〇先輩、大好きでした…」
さようなら。
最初で最後の、僕の初恋。
需要があったら、孫兵と三木ヱ門もupします。
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