CM風声劇「ポミェとペッシェ」
ポミェ:【双六。】ペッシェ:【しゅにぃ】
CM風声劇「ポミェとペッシェ」
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#掛け合い #声劇 #CM風声劇 #台本 #九重なゆの台本
ペッシェ役で双六。さんとコラボさせていただきました。
ポミェがええ。凄くええ。どストライクな少年だよ...!!
ポミェの演技力に負けてないかしら?
首を全力で締められにいきました(笑)
あと、掛け合いが凄く楽しいです。
それがやりたくて、この台本を読んだんですけどね。
「あぁ、私の醜いポミェ。」
「シェフの優しさに気付けないなんて。」
「可哀想な子。」
(硝子の音)
ポミェ:シェフ・ラ・モールの朝は早い
ペッシェ:クックは私達に声をかけるの
(足音)
ポミェ:「ボンジュール 可愛い ペッシェ」
ペッシェ:「ボンジュール 醜い ポミェ」
ポミェ:糖度の高い甘い言葉が
僕達を腐らせていく
(音入り)
ペッシェ:目が覚めて初めて見たのは、
チャンバーに浮かぶ男の子だった
ポミェ:先に目覚めた僕がポミェ
ペッシェ:後に目覚めた私がペッシェ
ポミェ:クックは毎日言葉をかける
ペッシェ:クックは毎日言葉をかける
ポミェ:言葉の如雨露で芽が育つ
ペッシェ:自我という名の芽が育つ
(※×2)
ポミェ:「ボンジュール」
ペッシェ:「ボンジュール」
ポミェ:「ボンソワール」
ペッシェ:「ボンソワール」
ポミェ:「ア・ドゥマン」
ペッシェ:「ア・ドゥマン」
ポミェ、ペッシェ:「フェ・ドゥ・ボー・レヴ」
ポミェ:その度に酷く僕の身体は枯渇したのだ
ペッシェ:ある日私は気付いた
彼の瞳が色褪せ始めていることに
ポミェ:「ねえペッシェ、ここから逃げなきゃ」
ペッシェ:「これはシェフの優しさよ」
ポミェ:「そんなのおかしいよ!
それならなぜ、ないはずの心臓が傷むの?」
(音入り)
ペッシェ:「心臓?ここにあるわ、
今もこうやって私の中で動いている」
ポミェ:「そう…」
ペッシェ:「何をするの、離してよ!」
(首を絞められもがくアドリブ)
ポミェ:「かつて記された禁断の果実は
一体どちらだったんだろうね」
ペッシェ:「ぐっ…あなたは…何者なの?」
ポミェ:「何?だって僕は「林檎」だよ?」
ペッシェ:それはシェフ・ラ・モールにしか分かりません。
あらすじ
ここはラボ・キュイジーヌ
オーナーであるシェフ・ラ・モールはとある実験を行っていた。
そんなある日不可解な事件が起こった
ラボから半径十キロ圏内に位置する民家の植物という植物が
次々と枯れていったのだ。木、花、果物…
どれも熟れた林檎のように爛れていったのです。
異変に気付いた町の住民がラボに押しかけ、
開いた扉の先にあったものは…?
ポミェ:?歳 女
林檎から生まれた実験生命体
チャンバーから先に起きた女の子
シェフの言葉に怯え、
長きに渡る生活の中で朽ちていく身体に焦燥感を覚える。
林檎の如く精神的にとても脆い。
ペッシェ:?歳 女
白桃から生まれた実験生命体
チャンバーから後に起きた女の子
シェフの言葉を信じ、
長きに渡る生活の中でそれは盲信じみたものに変わる。
白桃の如く身体的にとても脆い。
Comment
1commnets
- 双六。コラボありがとうございます!! なんかめっちゃ褒めてくれてる!わーい!! しゅにぃさんも素敵なペッシェですよ!! 全力で苦しんでくれてありがとうございます笑