南泉一文字 明朝、猫は静かに嗤ふ
ろくろ
南泉一文字 明朝、猫は静かに嗤ふ
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ご自分で音源を見つけて歌っても構いません
十夜 うやむやに焼かれ ひたひたの頭の中
止めの音の鳴り止まん 泣けどまた
あの人ひとり逃れ 皆々の頭とな
すやすや ねんねの間に 枯れ木の下
風は冷たかろうか 外は暮れただろうか
音は消えただろうか 金は増えただろうか
意地は消えただろうか 床は増えただろうか
髪は滑らかそうか 誰が為や
終夜 唄い合えや たりらん たりたん たりらん
嫌々 唄い合えや たりらん たりらん たりらん 見たか
あっちもこっちもどっちもそっちもないや
たりらん たりらん たりらん り ら
陽気な矜持も惨事の後事もないや
たりらん たりらん たりらん り ら ろ
愛(は)しの子よ メとメを
恥じの子の ケとケよ
先の子よ メとメを
些事の子の ケとケよ
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