ねぇ、君の声を聴かせてよ…

彼女:

【注意書き】 ○この台本を扱う場合は、「拍手」をしてください ○この台本を別の投稿に引用することは禁止です ○伴奏をして下さった方へ「拍手」又は「コメント」 をお願いします ○台本、役においてはアドリブ、性転換等自由に演じ てもらって構いません。 【登場人物】 彼女 10年前、この公園で出会ったんだよね。 あの頃のこと、今でもよく覚えてるよ。 君は転んだ私に手を差し伸べて 「大丈夫？」って言ってくれた。 痛くて泣いてたはずなのに、 急に暖かい気持ちになった。 君の声は相手の心を暖める力があるんだよ。 それからだよね。毎日のように君と この公園で遊ぶようになったのは。 楽しい毎日だった。 高校も同じだったよね。まぁ、君が合わせ てくれたんだけどね。 君がいてくれたから学校生活がとっても楽 しかったんだ。いつも面白い話で笑わせて くれるし、どこに行くにもいつも一緒だった。 私は本当に幸せ者だなって感じてたんだ。 だから、君にお返しをしたかった。 どんな願いでも叶えてあげたかった。 だから、「あの公園に行きたい。」 消え入りそうな声でそう言った君を医者に 黙って連れ出した。 最後の日になるかもしれない、なんて医者は 言ってたけど、君は今こうして隣で話を聞い てくれているもんね。 …ねえ、君の声を聴かせてよ… 彼氏台本「なぁ、俺の声が聞こえるか…」 https://nana-music.com/sounds/04b0bc43/ #声劇 #朗読台本 #恋愛 #ファウルの台本 #ちゃんりな