【二人用声劇】真夏の公園でまた君と
女の子【御名前を】× 男の子【御名前を】
【二人用声劇】真夏の公園でまた君と
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📘「今日も暑いな…」
📙「ね~。溶けちゃいそう」
📘「俺が告白したのもこんなときだったよな」
📙「そういえばそうだっけ。あのときはえ、今…?って思ったよ(笑)」
📘「……またどっか行きたいな」
📙「海とか行きたい!いややっぱりプールかな……」
📘「ここで駄弁ったりとかさ」
📙「それもいいかも」
📘「この麦わら帽子もまた被れよ」
📙「勿論」
📘「これも最初はぜってー似合わないと思ってたけど、
実際被ってみたら以外と似合ってたからさ」
📙「ひどいなあ…(笑)」
📘「だあら早く取りに来いよ」
📙「うん。待ってて」
📘「…いや、違うか。俺が持ってってやるのか」
📙「……ゆっくりじゃないとだめだよ」
📘「あーあ、なに一人で話してんだろ。」
📙「話し相手横にいるでしょ?」
📘「もし話聞いててくれたなら…また話そうな」
📙「…うん。待ってるから」
✂・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・✂
初めまして。なんとなく思い付いたストーリーを
台詞で書いてみました。
〖解説〗
📙である女の子、きっと男の子の彼女さんであろう方は、
既になんらかの理由で亡くなっているのでしょう。
それが分かっていても、やはりどこか信じられていない
📘の男の子は、彼女がよく被っていた麦わら帽子を持ち、
想いを伝えた場所である公園で一人で話していた。
しかしそこには幽霊となった女の子が居り、聞こえないけれど
話し相手として返事をしていました。会話が噛み合っていないのは
その為ですね。そして男の子は帰る前にもしも、と期待を込めて
最後の一言を言いました。男の子が麦わら帽子を届けるのは、
何十年も後の話ですね。
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