CM風声劇 【星空の雫】
読み手.様 使用曲.月光
CM風声劇 【星空の雫】
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初投稿です。
アドリブ、改変自由ですが、題名を変えるものや内容が掛け離れるものはお控え下さい。
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月が綺麗で、星が落ちてくるような幻想的な夜のことだった。
それでも、木々の生い茂る森の中には、月から照らされる一筋の光が、木と木の隙間から零れる程度。
明るいとは、到底言えない。
人と人が巡り会うなんて、夢のまた夢。
なら、それはきっと、引き合う運命だったのだろう。
少年は、その森の中で一人啜り泣いていた。
誰に見つかることもなく、ただただ涙を零し、
夜が明けるまで、ずっと泣き続けていた…はずだった。
その涙で、一人の人ならざるものを呼び寄せるまでは。
それはまるで、星を輝かせるための夜だった。
映画【星空の雫】
7月15日、放映予定。
人ならざるものが見たその涙は、きっと流れ星だった。
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#ナレーション #台本 #セリフ #朗読 #朗読台詞
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