【一人声劇】あの子の才能【嫉妬】
朗読者 お名前 台本 くろのすけ
【一人声劇】あの子の才能【嫉妬】
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あの子は人気者。
勉強も運動もできて、明るくて面白い子。
友達もたくさんいて、
つい最近先輩から告白もされたみたい。
あーあ、いいねぇなんでも出来ちゃう子は。
人生楽しいんだろうな。
幸せなんだろうな。
だって、なにもかもが上手くいってるじゃない。
人生勝ち組よ。
…とか言ってみちゃったりしちゃって。
本当は知ってる。
あの子がたくさん努力していること。
辛い顔は一切表に出さずに、幸せな顔だけ人に見せていること。
それに比べて私はどうだろう。
何かあの子に勝る程の努力をしたのかな。
いや、していないだろうな。
その結果が今の私だね。
何か努力すれば自分に自信がついて、他人と比べるなんてことはしないと思う。
こんなひねくれたこと言い出さないと思う。
あぁ、私はなんて醜いんだろうか。
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どうも、くろのすけです。ご無沙汰しております。
只今絶賛低浮上中でして、
少ししかnanaに顔をだせておりません。
ですが、飽きたりしたわけではないので、またちょくちょく台本などを投稿できたらなと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。
今回は題名から見て分かる通り、嫉妬がテーマです。
こういった才能が羨ましい系の嫉妬は、心のどこかに自分を肯定したいって気持ちがあると思います。
相手の「才能」を羨み評価することにより、自分にはその「才能」がないからできなくて当たり前だと思い込む。できなくて当然な自分を正当化しようとしてるのかなと。
今までの台本で余裕があるとか書いてたやつは実際そんなに余裕がなかったように思います。すみません。
ただ、今回の台本はマジで余裕があるかと。
ゆっくり読んでみてください。
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