#プロローグ #Uru #中学聖日記 #切ない #ピアノ #ピアノ伴奏 #Origin #台本 #セリフ
2話Part1
男の子が言ってるから低い声で言いました!
……眉を寄せたは何度やっても舌が回らなかったので…練習します……(しろだのも……)
続きが気になる人は(も)拍手とコメント待ってます!
これは2話Part1ですが、1話で良介(ぼく)は七海にラブレターを貰ったが、七海がラブレターを書くわけないと思い、七海の嫌がらせだと思っている。
という話が1話です。
〜台本〜
朝、教室に入ろうとしたぼくは思わず立ち止まった。
いつもは廊下に響き渡るくらいうるさい教室が、今日はやけに静かだ。
ぼくは恐る恐る教室のドアを開けて、様子をうかがった。
教室の中は特段変わった様子はない。
ただ一つ、違うといえば、いつもは僕より先に登校している七海の姿がない。
「なーんだ。」
ぼくは肩の力を抜くと教室のドアを思いっきり開けた。
「おはよう。あっ、幸宏。あまりに静かだから教室間違えたかと思ったよ。七海がいないと平和なんだな。」
ぼくの言葉に幸宏はあいまいに笑った。
「でもさ、七海が寝坊なんて珍しいよな。いつもぼくに遅刻するなだの、早起きしろだのあれこれ言うのに。自分が遅刻するようじゃ、説得力ないよな。」
ぼくは、いつも言い負かされている七海の弱みを握ったことに浮かれていた。
そんなぼくに水を差すように、幸宏が話しかけてきた。
「あのな、良介。」
どこか思い詰めたような顔をする幸宏にぼくは眉を寄せた。
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