【二人声劇台本】命数
ヤチヨ/あなた ヒフミ/梅★純 台本/真中 夜
【二人声劇台本】命数
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コラボ用です。
アンドロイド加工なしでアンドロイドっぽく頑張りました。
ヤチヨ様役お待ちしてます!
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「ヒフミ、ねぇヒフミ」
「なんですか、マスター」
【命数】
✲性別変更/○
✲台詞変更/○ 改変/×
✲キャプション欄へ台詞を載せたい場合は「上から下まで」載せて下さいませ
✲台本を読まれる際は拍手またはコメント頂けると幸いです
それではどうぞ!
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【タイピング音と同時位に】
ヒフミ:全システムオールグリーン。起動します。
(二人で)
「「命数(めいすう)」」
【曲入り】
ヒフミ「初めまして。私は製造番号1237番、マスプロダクション型アンドロイドです」
ヤチヨ「え、と」
ヒフミ「マスターのお好きなようにお呼び下さい。重要メモリにインプットします」
ヤチヨ「…じゃあ、何とか番号にあやかって、ヒフミ」
ヒフミ:「了解致しました。因みに訂正させて頂きますと『製造番号』です」
【走る音】
ヤチヨ「ヒフミが動かないっ!びょ、病院……!」
ヒフミ「落ち着いて下さい。ただの燃料切れです」
ヤチヨ「待っててヒフミ、今病院行くから!」
ヒフミ「病院よりは工場の方が良いかと」
ヒフミ「報告。記憶メモリ残量が30%を切りました。デバイスの変更を推奨します」
ヤチヨ「そっか…。じゃあ、これ」
ヒフミ「日記帳、ですか?」
【筆記音】
ヤチヨ「ヒフミ、使ってくれているんだね。嬉し__ゴホッ(咳き込む)」
ヒフミ「マスター……今日の薬は」
ヤチヨ「さっき飲んだよ。嫌になっちゃうね、はは」
【ピッ、ピッ、という音】
ヤチヨ「ヒフミ、最期くらい、名前で呼んでくれないか」
ヒフミ「訂正。最期ではありませんよ、ヤチヨ様」
ヤチヨ「ヒフミは優しいなぁ__」
【ピーという音】
ヒフミ:…訂正。優しいのはヤチヨ様、あなたです。
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DOVA-SYNDOROMEより
ほしぞら研究所/MATSU様
編集/真中 夜
ありがとうございました!
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ヤチヨ(年齢/24 性別/男)
そこそこ売れていた身体の弱い小説家。
生活能力がほぼゼロなのを心配した友人に勧められ、アンドロイドを買うことにした。
アナログ人間。横文字が苦手で、時折ヒフミと話が噛み合わない時がある。
性格は優しく温厚。
アンドロイドを物の様に扱う人が多い中、ヒフミと家族のように接した。
2935年没。
ヒフミ(年齢/― 性別/女)
製造番号1237番、マスプロダクション型アンドロイド。通称〝家事ロボット〟
1237番という事で最初の「123」を取ってヒフミと命名された。
アンドロイドらしく物事を淡々と進めることが多い。
しかし最近は、ヤチヨの性格に影響されてか人に近しい思考を持ち、感情を露わにする時も。
ヤチヨを看取った後も、過ごしやすいように家の中を掃除したり、庭を綺麗にしたりと余念がない。
毎日日記をつけている。
#二人声劇 #二人声劇台本 #声劇 #声劇台本 #掛け合い #切ない #夜の台本 #聴きにいきます
Comment
1commnets
- えみごん梅さん、コラボしました!ありがとう!。゚(゚´▽`゚)゚。