第壱話
--
第壱話
- 7
- 0
- 0
128ミナヒ「あら、わざわざ拠点の前に送り届けてくれるなんて……あの、ヴァラス? とかいう奴も律儀ね。移動していないと良いけど……どうやって入ろうかしら?」
(ドアの開く音)
114ミナヒ「あ、音を聞きつけられた」
111オミクロン「何者っ……って、ミナヒさん!? 」
108ミナヒ「久しぶり。最年少のあんたが扉の番? ローはどうしたのよ」
102ロー「ここだ(後ろから現れ)。俺が近付いても気付かないとは、鈍ったな、ミナヒ」
56ミナヒ「相変わらずね……でも仕方ないわ。だって一回死んでたもの(明るく)」
51ロー「は? 冗談はよせ」
48ミナヒ「嘘ついてる顔に見える?」
ロー「……」
(更にドアの開く音)
42ファイ「私達、あれは人間が吐いた妄言だと思ってたのよ」
36ミナヒ「なるほどね。ところでファイ、男どもに囲まれて窮屈じゃなかった?」
32ニュー「変なことしようとしてた奴はいなくもなかった気が……」
28デルタ「失敬な、男どもとはなんだ! 君が留守の間、この僕が! ここをまも……いてててででででっ!!」
23シグマ「(デルタの耳を引っ張りながら)大丈夫だ、こいつは俺がちゃーんと抑えておいたぜ、ミナヒちゃん」
16ミナヒ「そ、それは安心だわ……ってかちゃん付けやめて、気持ち悪い。ファイに手出したのあんたでしょ?」
9シグマ「出すとこまではいってねえよ!!! ……あ」
ミナヒ「…………」
5オミクロン「と、取り敢えず、中に入ろうではないか……?」
#人狼達の戦記
Comment
No Comments Yet.