YELL

いきものがかり

長く、感傷的なので、読んで下さる方は、精神的に元気、且つ暇で、気が向いた時に読む事をお勧めします(笑) 【「わたしは 今 どこに在るの」と 踏みしめた足跡を 何度も見つめ返す】 逃げ場が無かった私に、安心して帰っていい、自分の居場所をくれた。 【枯葉を抱き 秋めく窓辺に かじかんだ指先で 夢を描いた】 目指すものに迷った時、それを考える猶予をくれた。 【翼はあるのに 飛べずにいるんだひとりになるのが 恐くて つらくて】 いつかは飛ばなきゃいけない事を分かりつつ、それから逃げる私を許してくれた。 【優しいひだまりに 肩寄せる日々を 越えて 僕ら 孤独な夢へと歩く】 安心できる環境から飛び立つ瞬間も、私の側にいてくれる。 【サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らを繋ぐ　YELL】 別れを告げる事が、私の夢に繋がるかは分からないけど、そうであって欲しいと願う気持ちを教えてくれた。 【ともに過ごした日々を胸に抱いて 飛び立つよ 独りで 未来（つぎ）の 空へ】 一緒に過ごした4年間を、私は一生忘れないと思う。今とは違う空を、私はきっと見るよ。 私は、人や物にあまり執着しない分、場所や思い出への執着が激しい。人生の約1/5を過ごしたこの場所から離れるのは、とてつもなく寂しい。半身を裂いて置いていくような気持ちになる。 初めて自分で選んで、住んだ部屋でした。 大学在学中の4年間、本当にお世話になりました。 ヤケ酒の上、コケて、床を凹ませてごめん。 換気がうまくできなくて、お風呂場をカビさせてごめん。 「いってきます」「ただいま」を毎日叫んでごめん。 こまめに片付けできなくてごめん。 キャスター壊してごめん。 重い本を沢山集めてごめん。 ダメダメな私が、4年も部屋主でごめん。 ありがとう。 この部屋が大好きでした。 さようなら。 次の部屋主さんの生活も、優しく包んであげてください。 #YELL #いきものがかり #卒業ソング #ポエム