花降らし
ナブナ/亀甲×鯰尾
花降らし
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#SIP_nana
(亀甲)春先の空気が澄んでいたから、赤いサンダルを履いて
(鯰尾)出かけた先のあの並木のことはあなたから聞いていた
(2人)桜が並ぶらしい
(鯰尾)顔を伏せるように歩く人が多いから嫌になって
(亀甲)そしたら飛んでいた桜が切に愉快に見えたから
(2人)この道で踊ってやろうと思った
(亀甲)タッタラタ、ラッタッタ 足を運ぶ
(鯰尾)タッタラタ、ラッタッタ 音を鳴らす
(2人)タッタラタ、ラッタッタ
春を踊るのさ、桜の下で
(鯰尾)花びらが宙に浮いた
舞った一足のサンダル
(亀甲)身体ごと宙に浮いて
飛んでしまえたら私は
(2人)はらはらはら
一人で踊ってるだけ
ただそれだけだ
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