「お疲れ様でした、小狐丸様!」
「ええ。とても楽しい一時でした」
「トウカも、とーっても楽しかったです!
……小狐丸様、また帰ってきてくれますか?」
「……呼ばれたのならば、我らは戻って参りますよ」
「本当ですか? 約束、してくれますか?」
「ええ、必ず」
「この小狐丸様達が狐の神域に戻ってきてくださるのは、これが最後かもしれない。
でも、次は。
次は、ここから旅立ったほかの小狐丸様達も沢山帰ってきてくれると嬉しいです。
──トウカはいつでもお待ちしてますよ、小狐丸様」
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