声劇【ヤンデレ】
CV あちゃ
声劇【ヤンデレ】
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朝:朝ごはん中
妹「ねぇお兄ちゃん」
僕「どうした?」
妹「お兄ちゃん、生徒会長の○○って女の人と付き合ってるでしょ」
僕「ぶはっ!な、なんで知って…」
妹「だってぇ、お兄ちゃんってめんどくさがり屋でなんで生徒会に選ばれたのかわからないくらいぐうたら野郎なのに、」
僕「おい」
妹「最近は毎日居残りして忙しそうなのに、でもなんか『 それが嬉しい楽しい僕ハッピー』って感じだもん。そうなのかなって思って」
僕「……お前はほんと察しがいいなw」
妹「……」
僕「この頃 学校行事が多くてな。ほんとずっと2人で一緒にいることが多かったから、な」
妹「……」
僕「いやぁまさか向こうから告白されるなんて思ってもなかったよ///」
妹「……ねぇお兄ちゃん?」
僕「え?」
妹「……今日私早く学校行かなきゃだった。先に行ってるね」
バタン
僕「珍しいな。いつもは僕が朝早かろうが寝坊しようが一緒に登校するって聞かないのに……」
~~~
学校終わり:放課後
僕「○○、一緒に帰ろうよ」
○○「ひっ!」
僕「ん?どしたの?」
○○「あ、わ、わたしたち、別れよう!」
僕「え?なんで急に?どうしt」
○○「二度と話しかけないで!さよなら!」タタタッ
僕「え!?……あ、行っちゃった。。え、なんで、俺なんかした?」ポカーン
~~~
近所の公園
妹「あれ?あ、おにーちゃんだ!なにやってるの?一緒に帰ろ!」
僕「……あぁお前か。……そだな、帰るか」
妹「どしたの?元気なさそう」
僕「……」
妹「……」
僕「フラれた…」
妹「え?」
僕「僕、なんかやらかしたのか?昨日まで仲良くしてたじゃん。なんで、こんな、急に……」
気がつくと、僕は妹に抱きしめられていた。
妹「お兄ちゃん。私はお兄ちゃんが大好きだよ」
僕「……慰めてくれてんのか?ありがと」
妹「私は、お兄ちゃんのいい所沢山知ってるし、お兄ちゃんの悪い所も沢山知ってて、それも含めてお兄ちゃんの全部が好きだよ」
僕「お前はほんとに良い奴だな」
妹「私はずっとお兄ちゃんの味方だからね!」
僕「ははっ。心強いな」
妹「ほら、お兄ちゃん帰ろ!」
僕「あぁ」
~~~
次の日:学校
○○が生徒会長を辞任した噂でもちきりだ。あの責任感の強い○○が、行事が多いこの忙しい時期に辞めるなんて、ありえない事だった。あ、あそこに○○がいる。
僕「あ、おい○○…」
○○「!? いや!わたしに話しかけないで!」タタッ
嘘だろ。
もう話をするのもダメなのか?
僕に会いたくないから生徒会を辞めたのか?
……くそ、やっぱおかしい。納得できない。
~~~
放課後
こうなったら待ち伏せて問い詰めてやる。。
あ、○○が来た!
僕「○○!」腕を掴む
○○「!!や、お願い、離して!学校の中は…」
僕「? あぁ、先生に見られたらケンカかなんかと思われるか。……どうせ途中まで同じ方向なんだ。このまま帰るぞ」
○○「……」
僕「なぁ。なんで急に別れたいなんて言ったんだよ。僕に悪いところがあったら、治すからさ、教えてよ」
○○「……」
僕「なんでさっきから黙ってるんだよ。言ってくれなきゃわからないよ」
○○「……」
僕「なぁ、ほんとにもう前みたいには戻れないのか?生徒会も、僕の顔が見たくないから辞めたのか?」
○○「ちが!私だって……」
僕「…!じゃあなんで!」
○○「わたし、わたしは!……っ」
僕「どうした?」
○○「わたし!こっちの道だから!さよなら!」
僕「あ!……走ってっちゃった。ったく、なんでいきなり……」
ブーッブーッ
僕「あれ?携帯、不在着信?あ、留守電はいってんじゃん」ポチ
って言うストーリーを思い浮かべながら読んだ((└(:3」┌)┘))怖ぇ
#ヤンデレ #声劇
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