【声劇台本】たったひと粒に想いを乗せて
演者:◯◯◯ 台本:語彙力 豊 伴奏:シュリ
【声劇台本】たったひと粒に想いを乗せて
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#ダース声劇台本コンテスト
こんにちはこんばんは、初めましての方ははじめまして。
声劇団ColorsConnect劇団長の語彙力豊です。
甘ったるくて、なんだかほろ苦い。そんなDARSみたいな恋をしてみませんか?なんてね。
バレンタイン声劇台本コンテストらしいので、参加してみることにしました。
ぜひ、皆さんの演技をお聞かせください。
-以下台本-
01: 夕方 学校からの帰り道
女「おーい」
下校中視界に入った男に後ろから走って追いつく
女「お疲れさま!……って、うわぁ!なにその大荷物!?」
男が、今日はバレンタインであることを説明する
女「あぁ、バレンタインデー。いやぁ、部活忙しくて忘れてたぁ……」
あははは、と苦笑い。
本当は自分も渡したかったが、忘れていたので内心ちょっと焦っている。
男、部活の調子はどうか聞く
女「部活?うん。順調だよ。もうすぐライブもあるし、バンドのみんなともうひと頑張りだー!って話してきたとこ。君は……」
両腕に抱えられた大量のチョコレートを改めて確認する女
女「順調そうだね。また女の子を虜にしちゃうスーパープレイとやらを見せびらかしてきたのかな?すりーぽいんとぉ!みたいな」
女「あはは、冗談だよ。そっかぁ、バレンタインデーかぁ……。なんか持ってたっけ」
女、カバンを漁る。
女「うーん、あ!」
カバンからダースが出てくる
女「DARSあった!これあげるよ、さっき食べちゃったからもうひと粒しか入ってないけど」
手渡そうと箱を差し出すが、男の両腕はすでにいっぱいいっぱいでダースを抱える余裕はない。
女「って、もう持てないか。ふふん、しょうがないなぁ」
ちょっと嬉しそうに箱を開け、DARSをひと粒取り出す。
女「ほら、食べさせてあげるから口開けて!」
男、えーっとちょっと嫌そうな表情を浮かべる。
気づかなかったふりしてゴリ押す女
女「遠慮しないの、ほら!」
男、折れてチョコを食べる
女「美味しい?……そっか、よかった。」
女「あ、そうそう」
女、緊張で死にそうになりながら続ける
女「今、君が食べてるDARSそれ、本命だから」
#シュリオリジナル #シュリBGM
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