【二人声劇】Anothe sky

ステラ()×ルカ()

星は案外近くに在るのかも。 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ 「夜空ってなに？」 『暗いベールに数多の光が瞬く、そんな空のことさ』 「暗い空…？」 『この星に存在する、もう1つの空』 (1:17 同時に) 「Another sky」 『Another sky』 『太陽の沈まぬ国、ソレイユ。 そこに住まう1人の少年、彼の名はルカ』 「ねぇステラ！僕、夜空を見てみたい！」 『夜空を？』 「うん！満天に輝く光をステラと一緒に見れたらなぁ…」 『この国の空が暗くなることはない。 満天に輝く光を見るのは少し大変そうね』 『君は知らないだろう。私が実は明るい空よりも暗い空を好むということを』 「ステラって綺麗な響きだよね。どんな意味なの？」 『どうだったかな。もう忘れたよ』 「そっか。ステラが知らないんじゃ皆知らないだろうな」 『君が私の名を口にする度、怖くなる。 いつか気付かれてしまうのではないかと』 「探しに行こうよ。もう1つの空」 『え？』 「薄々気付いてた。 ステラがソレイユの民じゃないこと。 だって、君をずっと見てきたんだから」 『これは、交わるハズの無かった少年と魔女の夜空を探す物語』 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ ☪︎人物設定 「ルカ」 太陽の国の住人。好奇心旺盛な少年。 ステラをずっと見てきた。 『ステラ』 月の国の住人。物知りな魔女。 ルカの初恋の人。 ☪︎ソレイユに伝わる伝説 太陽の国に突如舞い降りた月の魔女、エステル。月の魔女を一目でも見ようと集まる人々。しかしその後エステルは行方を晦まし、人々の目に二度と映ることは無かった。その姿を見た僅かな者たちは、彼女を『月の女神』と呼んだ。 ☪︎台本についてのお願い 性別転換、アレンジ、アドリブ等自由ですが過度な台本改変はお控え下さい。 使用する際は拍手とコメント、必ずお願い致します。尚、今回に限り台本のコピーを禁止とさせて頂きます。コピーされているサウンドを見つけ次第コメント欄にお伺いします。 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ ☪︎お借りした音源 DOVA-SYNDROMEより 『世界の始まり』 written by しんさんわーくす 様 編集 藤咲六花 #声劇台本 #二人声劇 #掛け合い #藤の咲く場所