あたしはゆうれい

米津玄師

『ひたすら心に檸檬を抱いた🍋』 3年ちょっと前に歌ったやつに、入れ忘れていた、何かずっと繰り返して喋ってる子どもの声を、マネして入れ直して重ねてみました👦🏻🗣👻 Lemonの「ウェッ」の謎…🤪なんて騒がれて、世の中には「ウェッ」を笑いのネタにしてる人も沢山いますが僕は初めてアンナチュラルで流れるLemonを聴いた時から、wake(大切な人だった死者に対して、目覚めて と呼びかけてる)か、break(大切な人を失って、全てが壊れてしまったみたいだ)と言ってるように聴こえたし(自己解釈ですが)、取って付けたようにふざけてあの声を入れたのではなく、思慮深い米津さんの事だからそういう何かしらの意味を込めてあの声を入れたんだと僕は思います(偉そうにすみません…)😌 また、「ウェッ」のような謎の声の挿入はLemonに始まった事ではなく、米津玄師名義でデビューした初期の頃のdioramaの中の曲の頃からずっと、色んな曲に度々出てくるし、その何だかよく分からないけどクセになる謎の呪文のような声(例えば、駄菓子屋商売、ドーナツホール、TOXIC BOY、砂の惑星、飛燕など…)はもはや米津さんのトレードマークでいつもそういうのが楽しいし、謎の声だけでなく、本当に信じられないぐらい細かい部分まで緻密に高密度で音楽が作り込まれていて、不協和音からへんてこりんな音まで本当に多種多様な音が入っていて、なのに音楽として絶妙なバランスで全ての曲を聴いていて気持ちの良いものに成り立たせてしまうところが、米津さんの音楽の何よりもの魅力だし、それが独特の世界観を作ってるし、それをいつもほぼ一人で考えてやってきたというところが、まさに天才としか言いようがないし、中毒性があってハマってしまうのはそういうところですよね。 Lemonが社会現象的に大ブレイクして日本中に知れ渡った米津さんですが、Lemonの世界観に繋がる素敵で可愛いこの歌を、アルバム『Bremen』の中でLemonの3年前位に作っていた米津さん。Lemonをきっかけに米津さん好きになったよって人にもこの歌の存在を知って欲しいです🧐✨ 僕はあたしはゆうれいの「ひたすら心に檸檬を抱いた」という部分を初めて聴いた時、高校の時に現代文で習った、梶井基次郎さんの『檸檬』を思い出して、米津さんもきっと好きで読んだのだなと思いました。 あと、高村光太郎さんの『レモン哀歌』という詩があるのもLemonを聴いてから知りましたが、それも米津さん好きで影響を受けたのだろうなぁ。 (3年前のまだ米津さんを知って半年ぐらいの歌い慣れてない時に歌ったので、ハモリとかメインとか音程聴き取りが甘くてちょこちょこ外してますがご勘弁を…🤣 歌い直したい 笑) #米津玄師 #ハチ #あたしはゆうれい #米津さんかっくん ---------------------------------------------------------- 【歌詞】 らるら　らりら　らったるったったるらいら 真っ赤な林檎に小さなランプ 灯りが射し込んだソファの上で あなたはいつものように眠って あたしは鏡の中でひたすら 悪夢が遠のくように祈った あなたの瞳はいつだって綺麗で 心の奥まで見透かすようだ その水晶体が映す世界で あたしはどうにか生きてみたくて ひたすら心に檸檬を抱いた あたしはゆうれい　あなたにみえない ひとひらの想いも　伝わらない それでも愛を　あたしの名前を 教えてほしいの　その口から ひゅるる