【掛け合い】八月のさよなら
【音楽】yuRa*【少年】あなた【少女】あなた
【掛け合い】八月のさよなら
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君の泣き顔は、もう見たくないから。
前作『八月の狐』
→https://nana-music.com/sounds/0449b938/
関連作品プレイリスト
→https://nana-music.com/playlists/2656235/
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□少女
■少年
□彼は帰ってこなかった。
あれから、七回目となる祭りの火を
私たちは迎えようとしている。
(01.14~)
■湖に取り残された神と狐は、
今年の夏で幽霊になり、水の底に消えるだろう。
(01.00~)
□そこにあなたはいるのに、私の腕は湖に溶け込んで。
もう、一人の夏は嫌だと……叫ぶしかなかった。
(00.47~)
■そこに君がいるのに、僕の声は波に消えて。
本当は……忘れてくれだなんて思ってない……!
(00.34~)
□だから私は、湖に身を投げる。
■心のどこかでそんな君を待っていた。
■「さぁ、おいで。」
□「やっと……やっと、一緒になれた」
□あなたの手は夕焼けのように、温かいままでした。
(00.08~)
■さよならを言えた狐は、
終わらぬ夏に消えた。
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このお話を書けて嬉しい。ありがとう、ちょび。
八月や神様、狐。こういったワードは以前の私も好んでおりました。
彼らにとって素敵な終わり方だったでしょうか。そればかりを願っています。
『七』という数字は実際、山神信仰などで縁の深い数字です。
「七のつく日は山の神が山の木の本数を数える為、山に入ってはいけない。木に数えられてしまうから。」「七人で山に入ってはいけない。」
私が小さい頃、大人からそういう風に教わりました。今も根付いているかは分かりませんが、多くの神社で山神を祀っていますね。
私の作品の神様は『神様』という人間が作った役割の為、『狐の少年』を神隠しという形で少女と決別させてしまった、神様自身は神隠しなどしようとは思っていなかった。そういったエピソードが裏にはあります。
神とは人間が作ったもの。湖の底に少年と共にいる『神様』という役割の存在は一体何なのか。明らかにすることはありませんがきっと、少年と少女……秋と禮を夏の向こうへ導いてくれる事でしょう。
コミュニティにて台本裏話↓
https://nana-music.com/communities/691249/
【台本についてのお願い】
コラボの際はコメントだけでもお願いします。
(声劇初心者の方は分からないこともあると思うので大丈夫です!)
また、台詞のコピーと貼り付けは控えてください。
私の台本はどんなに粗末にされてもいいので音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。
私の台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなのでツイキャスやLisPonでの使用は控えてください。
よろしくお願いします。
#声劇 #台本 #掛け合い #街のほんだな #ゆらりBGM
Comment
6commnets
- ネローニお借りしました!
- ✟秋月トワ✟お借りいたしました!
- Daidaraお借りしました
- 寧々お借りしました!
- もちーきな( ,,• ‸ •,, )*॰ॱ୨୧┈┈┈୨୧*॰ॱ(ノ)•ω•(ヾ)こちらも、お借りしました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) とっても切ないけど最後よかったって思いながら読ませていただきました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) 幸せな時間をありがとうございました。
- 青木 街しゃむさんコラボありがとうございます🌻 夏は私にとって、特別な季節で 中でも八月の、百合の香りが漂い始める瞬間が好きです。 なので、そういう事を思い浮かべながら紡いだ言葉を、声に乗せてくれたこと、本当に嬉しく思います。