【二人声劇台本】『Bar Atena』に贈る
R( )×J( )
【二人声劇台本】『Bar Atena』に贈る
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衝動が、溢れだすーー
今回はBGMとしてびすけっとさんの「錯乱」をお借りしました。深い闇のような、目の前が暗くなるような光りで何も見えなくなるような、素敵な旋律です。
https://nana-music.com/sounds/03a121f5/
お互いしか家族がいなかった二人のお話です。前回のお話のちょっと詳しいver.です。設定等はそちらをご覧いただければと思います。
前作: https://nana-music.com/sounds/039f0d3a/
男性用に書いていますが、女性が演じていただいても問題ありません。1人称、語尾の変更、セリフのアレンジ等後自由にしていただいて構いません。原型を留めないアレンジはご遠慮ください。
クリスマス要素を入れようかと思いましたが皆無です。メリークリスマス!!!
ご使用の際には拍手、コメントをしていただけるとお声を辿りやすいです。
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R:ロナルド
J:ジェイムズ
R:なんてことはない、俺にとっちゃ当たり前の日々だった
J:嫌気がさしていた。血の匂いが取れない日々に。
R:あの頃からかもしれない。ジミーの本心が、見えなくなったのは。
J:『だからそうじゃないっていつも言ってるだろ!』
R:「んだよ…そんなに怒ることねーじゃん…」
J:『あっ…すまない、気が立っていて…』
R:「どうした?最近変わったぞ。仕事でなんかあったのか?」
J:『なんでもない、お前は気にするな。』
R:「そう言われると気になるんだよなあ…」
R:「...は?今なんて?...なんでだよ、なんでジミーを消さなくちゃいけねぇんだよ!!」
J:『うん、やっぱり、ちゃんとロンに言うよ。』
R:「別に裏切ったとかじゃねぇだろ?!...可能性だけじゃねぇか...!」
J:『裏の世界に身を置いたままっていうのは...君にも申し訳ないと思ってたんだけど...』
R:「くそっ...よりにもよって俺かよ...」
J:『ロンは僕にとって、たった一人の家族だからね』
J:『お待たせ、ロン!』
R:「待ってねぇよ。なんだ、今日はご機嫌だな。」
J:『お前から声をかけてくれて、嬉しかったから。』
R:「…ははっ…変わったのは、俺の方だったんだな…(呟くように)」
J:『?実は、お前に渡したいものが…っロン?!なにをっ…!』
R:俺は、この世界で生きていく決意を固めた。
一枚の招待状を、握りしめて。
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Twitter:@seal_nana
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Comment
1commnets
- しいる演じてくださりありがとうございます。