【生涯でただ一人、私は君だけを】一人声劇台本
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【生涯でただ一人、私は君だけを】一人声劇台本
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【生涯でただ一人、私は君だけを】一人声劇台本
⚠注意・コラボした後のサウンドに台本をコピペするのは禁止。
大幅なセリフのアレンジや改変行為は禁止。
〈セリフ〉
君が旅立ってからどれほどの時が流れたのか
今でもまだあの日のことが昨日のように思えるんだ
私たちは種族は違えど共に長命のものであった
けれど君は私より先にいってしまった
神様は意地悪だと思わないか?
このようなことを言うときっと君は私を叱るだろうが
できることなら、あの時私も君と共にいきたかった
置いていかれるほど辛いものはない
けれどもし私が死んでいたら、君にどれほど辛い思いをさせていたかと思うと恐ろしくもある
だからといって君がいなくなっていい理由なんて一つもない
私だけが生き延びたことを今でもずっと後悔している
悔やんでも仕方のないことだと頭ではわかっているんだ
この厄介なものはもうしばらく消えそうにないらしい
次に会う時までには消えているといいんだが
さて、そろそろいくとしようかな
その前に、あの日言えなかった言葉をいま伝えておくよ
『生涯でただ一人、私は君だけを
愛しています』
《おしまい》
「あとがき」
演奏から浮かんだ台本。
これを聴いた時にイメージというか映像が頭に浮かんで、これは絶対に書きたいと思い文字に書き起こしてみました。
前にも似たような台本を書いた気がしますが、今回は人間ではなく別の種族なのでまた違った世界でありかなと思いますね。
せっかくなのでどんなものが浮かんだのかあとがきにざっくり書こうと思います。
登場人物は二匹の長命の種族である生き物。
舞台はどこかの山奥。
お墓参りに来た番(つがい)。
あの日とは相手が亡くなった日で、その日は大雨で山崩れが起きそうだった。
二匹は急いで逃げようと下山しようとしていたが、その途中で山崩れが起き巻き込まれてしまう。
土砂に飲み込まれた一匹は帰らぬものに、もう一匹は生き延びて山を降りた。
それから雨が止み再び山にパートナーを探しに戻る。
しかしどれだけ探してもとうとう亡骸が見つかることはなかった。
生前パートナーが好きだと言っていた桜の木の近くに墓を建てることに。
今は山を離れて旅をしているため、毎年命日に山に戻ると墓に挨拶に来る。
これはある生き物の一途な愛の物語。
使用の際の拍手・コメントは不要。
コラボした後のサウンドに台本をコピペするのは禁止。
大幅なセリフのアレンジや改変行為は禁止。
演奏者・Mieco様
曲名・四季折の羽 -2キー
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Comment
7commnets
- 御影
- をはぎ@なつをはお借りしましたぁ!
- 御影
- ♰ぐでこな🧸♰こんばんは 拍手ありがとうございます✨(*´ー`*)
- 御影
- NFシルヴァおかりしました
- 御影ありがとうございますm(_ _)m この演奏無くしてこの台本は生まれなかったので、そう言って貰えて嬉しいです!