《台本》迷探偵の迷推理

迷探偵(いちにゃつ^._.^)

#おねにぃさんへ #おねにぃ台本 #声劇 #声劇台本 さて、お集まりの諸君。 みなを呼んだのは､お察しの通り！ この山荘で起きた連続語り部殺人事件の犯人がわかったからに他ならない！ 聞いてくれるかね？ 聴いてくれたまえ。 では､Listen ご静聴を。 まず第一の殺人。 大和山犬田くんの死体についてだが､あれは大和山犬田くんの死体ではない！あれは犯人が僕の目を欺くため巧妙に偽装した竹林森作さんの死体だったのだ。 そして､そこにヒントが隠されていた！ 竹林森作さんの死体があの時点で存在していたのなら､僕が想定していたおおよその犯行時刻を音立てて崩れ去る！ そこで順番を入れ換えざる得ない。 竹林森作さん､大和山犬田くん､下上右左三さん。この順番で犯行が行われた。そう仮定しよう。その場合！この場にいるほとんどの人間のアリバイは無効となる！ それが何を意味するか､わからない僕ではない。 そう、わかってしまった！ 辿り着いてしまった！ 僕は、この事件の！ 真相とやらに！ なら言うしかない。 あの有名な数々の名台詞を… 犯人は、、、、世の中にいる。 とか？ 謎は全て解けてないけど！ じっちゃんに容疑をかけて！ とか？ 真実はいつも酷い！ とか？ なに、実に簡単で、くだらない、とるにたらない事件だった。 この事件の犯人は………僕だ。 言っただろう。 犯人は余の中にいると。