【SF声劇台本】さよなら世界

『』

#1人声劇 #一人声劇 #朗読 #SF #ロボット #AI #人工知能 #切ない #くり曲 #声劇台本 #無音で雨の声劇台本 いつもとは全く違う撮り方で 演じさせて貰いました 誰だこいつって思わない？ 私は自分の声じゃないみたいだな～って思いながら撮りました😌💭 あの、途中甘噛みしたのは見逃して🤭 素敵な台本をお借りしました！ 〜あらすじ〜 AIの発展が進み、いつの日か人間とAI…２つの世界に分かれてしまった。 AIが新しいAIを作る時代、 生まれてすぐに「人間は害をもたらす」と刷り込まれ成長していく僕たちは、義務教育を受け、訓練を重ねてとある組織へと送り込まれる。 「人間界に紛れ込み、人間のフリをして生き、人間を殺せ！この世界から彼らを排除せよ」 殺人ロボットとして生きる僕は 彼ら人間を知り尽くすあまり、目的を見失った。 ----------------台本↓------------------- 生まれてこのかた、 自分の使命に疑問を持った事は一度もなかった。 悪い事か正しい事かなんて、考えた事もない それが日常で そういう風に…プログラミングされていたから (01:10〜) 疑問に思ったキッカケはきっと彼らを必要以上に知ってしまったからだろう 彼ら人間と関わって行けば行くほど、僕の知識は増えていく、どうすれば仲良くなれるだろうかとか何をすれば嫌われるだろうかとか… …博士が僕を高性能に作り上げたおかげで 余計な情報が占領して、指先が震えた 彼らには表情がある…感情がある、温もりがある… 首を絞めた瞬間の、あの苦しみの色を 僕は見逃せないでいた でも今日までずっと やめようとは思えなかった この使命を否定することは、 自分自身を否定するのと同じ事だから 生きてきた意味を無くすのと…同じ事だから …だけど、もういいんだ【自嘲気味に笑いながら】 今日は大切な人に手を掛ける この使命を終えたら、僕は博士と組織に内緒で、 廃棄場(はいきば)へ向かおうと思っている…………